動画配信サービスを利用するようになって、何作目かに出会ったのがドクターXというドラマでした。特定の病院や医局に属さない、フリーランスの女性外科医の活躍を描く物語。
医師としての高い能力と患者の生活習慣や過去の症状などから、事前に容体の変化などを想定し術式を何通りも想定して手術に臨み、「私、失敗しないので」といつも宣言している。
教授の補助や付き合いなど、医師免許がなくてもできることは「いたしません。」の一言ですべて拒否。一匹狼ぶりと歯に衣着せぬ発言は、主演の米倉涼子さんにまさにぴったりの役柄。
テレビ朝日系のドラマで、2012年の第1シーズン、2013年の第2シーズン、2014年の第3シーズン、2016年の第4シーズン、2017年の第5シーズン、2019年の第6シーズンと続く人気長寿ドラマです。
※本ページの情報は2020年8月時点のものです。
※最新の配信状況は各公式サイトにてご確認ください。
主演の米倉涼子さん
最初に目に留まったのが、米倉涼子さんの素晴らしい姿態だったことは認めます。2012年のシーズン1の米倉涼子は当時37歳で若くてかわいささえ漂っています。
実は私、女優さんとしての米倉涼子さんはあまり好印象ではないのですが、ドラマの大門未知子は胸のすくような役柄で大好きです。見終わるとスカッとします。
半面、患者を何としても救いたいという熱い思いに感動してしまうこともしばしばです。
米倉涼子さんは、テレビで見ている自信にあふれた姿とは違って、素顔はもの凄く小心者、人見知り、姉御肌というより甘えっ子というのだから本当ですかと思ってしまいます。
キャストも好人物
いちばん人間味があって面白いと思うのは、腹腔鏡の魔術師と呼ばれる外科医の加地秀樹(勝村政信)ではないでしょうか。
大門未知子のことを「デーモン(悪魔)」とよび馬鹿にしているが、いつの間にか大門未知子の能力の高さに舌を巻き興味を持っていく設定で、演技がコミカルで面白いです。
スピンオフで「ドクターY」に主演しています。ドクターYも2020年に放送予定のシリーズで第5シーズンだそうです。こちらも面白いです。
そして、何といってもいい味を出しているのが神原名医紹介所の神原晶(かんばら あきら):
岸部一徳さんではないでしょうか。
メロンを手土産に現れ、大門未知子の手術代の請求書を病院長に渡し、上機嫌で踊りながら帰っていく様はほのぼのとします。
シーズン6では3千万円だった請求書が、第1シーズンでは46万円だったのが印象的でした。
相棒とも言える麻酔科医の城之内博美(内田有紀)は、小悪魔役にはちょっと優しすぎるかも。
見どころ
どんなに難しい手術でも、逃げないで患者にとって最良の術式を考え、誰もまねできない正確さと速さで手術をこなしていくのは、毎回のことだけど何度見ても面白いです。
第5シーズンでは大門未知子自身が後腹膜肉腫ステージ3を患っていることが発覚。痛みを押して患者の手術を行ったが、手術後は遂に倒れてしまう。
意識を失う間際に執刀医として西山を指名し、自身の手術の際には前もって考案してノートに残していた「ハイブリッド型人工血管を用いた術式」を特注で準備させ、西山、加地、原、森本の執刀を受けた。
元気になった様子は映されず、外国に飛ぶ様子が映し出され、それが大門未知子らしいところで終わる。
動画配信中のサイト
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第1シーズン(8話)2012年
第2シーズン(9話)2013年
第3シーズン(11話)2014年
スペシャル (2話)2016年
第4シーズン(11話)2016年
第5シーズン(10話)2016年
第6シーズン(10話)2019年
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